◎中小径エコパイル
鋼管の先端に螺旋状の羽根を溶接した軸径φ508mm以下の無排土の回転鋼管杭工法。
主に小型杭打ち機などにより施工を行うため、比較的小規模な工事で採用されます。
特長としては、環境影響が懸念される場合に加え、施工場所や隘路、屋内施工など施工制約がある
場合に、組立解体がほとんど不要で機械寸法も小さい杭打ち機施工が威力を発揮します。
◎大径エコパイル
鋼管の先端に螺旋状の羽根を溶接した軸径φ400以上の無排土の回転鋼管杭工法。
主に全旋回ケーシングジャッキで施工を行うため、比較的大規模な工事で採用されます。
特長としては、産廃処理や水質汚染など環境影響が懸念される場合に用いられるほか、
羽根による大支持力を生かして1柱あたりの杭本数を減らし基礎工事全体の費用を低減を図れる場合もあります。